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男はMで女はW

by Teppei

18から22歳の間、カナダで過ごしました。
いわゆる留学ってやつです。私はMulti-Cultural & Ethnic Studiesというものを専攻していました。北米に行ったことがある人は想像できると思うんですが、カナダは多民族国家なんですよね。

カナダ人と聞かれると白人を想像する人は多いですが、そういう人がVancouverを訪れるとアジア系の人の多さに驚くはずです。

アメリカはよくMelting Potと称されます。日本語で言うと人種のるつぼってやつです。社会で習いましたよね?
対してカナダは、Mosaicと言われます。モザイクです。あの思春期の男の子の最強の対戦相手。眼を細めれば見えるという噂でみんなトライしてたものです。

脱線しました。

モザイクって実は意味を知らない人もいると思うんですが、よくよく見ると、一つ一つのピースがクッキリした集合体ということがわかります。要するに、カナダという国はアメリカと同じく移民の国ですが、ルーツとなるそれぞれの文化を色濃く保持しながら一つの国の中で共同生活しています。イタリアンカナディアンとかチャイニーズカナディアンとか。よく言えば、懐が深い。それぞれの文化をそのまま引きずって暮らしていても、それを面白いと捉える度量がある。

対してアメリカはと言うと、どの国から渡ってきても、俺はアメリカ人だ!!U.S.A!U.S.A!みたいな誇りがあって、アメリカンフラッグの元にアメリカ人として暮らしている。大げさに言うとそういう違いがあって、そんな感じのことを学んでいました。

留学生の心理曲線

なかでも、2年生だか3年生だかの頃に学んだ留学生の心理曲線の話が実に印象的で、その後のものの考え方に大きな影響を与えられました。確か以前他のブログにも書いたような気がするな。

ま、いいや。

で、心理曲線の話。授業では、先生が一枚の紙を配って、こんな図を作りなさいといいました。
x軸を時間、y軸を心理状態に取り、留学してから今日に至るまで、自分が思い出せる範囲でいいので、心理状況をプロットしなさい、と。
こんな感じの図です。

iPhoneアプリで手書きでやるとこういう事故の絵になりますのでお気をつけください。
一番上がSuper Happy、一番下がDepression。真ん中をプラスマイナスゼロの線とします。あとは時系列にそって各出来事を点で落とすだけです。

私はこんな感じになりました。わかりますか?
点がイベントがあったタイミングと感情の位置です。大体留学した最初の一年半ぐらいの心情曲線だったと思います。

なんとなくMの字になり、Mの後は真ん中の線付近でフラットに近くなります。
反対に、女性は全員ではないですが、Wの字が多くなる傾向がありました。

その時の授業では、男性は海外に対して憧れや羨望を抱くよりもやや保身的に渡航するケースが多く、渡航後に予想よりも楽しいことから上昇する傾向が見られる。

男性に比べて女性は海外に対して憧れや期待値が高い状態で留学するが、いざ留学すると文化の違いに苦しんだり、ホームシックになったりして、下降する傾向がある、というものでした。

でも、これって留学に限らない話ですよね。

ピークが分かればコントロール出来る

さて、この授業が教えてくれたことは実に大きなことでした。男がMで女がWなのはどうでも良いことで、要するに心理状況の上限と下限のピークを認識していて、それが今までの人生でどう推移していたかを図にしてみると、結局のところ波になっていて、昔よりも真ん中の線あたりを上下に繰り返しているだけだと気づきます。

人によっては今までの下限のピークを超越するような出来事に遭遇する人もいるでしょう。でも、そんな時でもある種冷静にいままでのピークとの差分を認識できるはずです。少なくとも、この状況は永遠に抜け出られないトンネルだとは認識しなくなりますし、ハッピーであればあるほどこの先に下りがありそうだと予測できます。

そうすることで、感情をフラットに保ちやすい。フラットに保てれば、安定して仕事の結果が出しやすくなる、というわけです。

さて、このまで親指だけでスマホで書きました。そろそろ親指がつりそうです。

アディオス!

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