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なぜ日本人は髪の毛の色を変えるんだ?

by Teppei

このブログを読んで、ふと大学4年生のホームビジットの話を思い出しました。

大学4年生の授業だったと思いますが、入学したての1年生を連れてカナダ人の家庭を訪問するホームビジットというプログラムの話です。

私が訪れた先は、アジア人の移民の家でした。詳しくは記憶にないのですが、確かタイだかベトナムだか、そのあたりの国だったと思います。

ホームステイやホームビジットによくある流れなのですが、会話の途中から自分の国について紹介することがままあります。この時もそうでした。
あなたの国はどんなところなの?から始まり、学生はどんな感じ?大統領はいるの?若者はどんな感じなの?侍はいるの?などなど、質問責めにあいます。

メインは一年生なので、よっぽど窮地に立たされない限り放置するわけですが、当然まだ英語が不自由ということもあり、早々にヘルプミーな顔を向けてきました。

ひと通り説明をすると、一年生を見て少しキツイ口調でこんな質問が投げかけられました。

なんで君は髪の毛を茶色にしているんだ?

そんなに難しい英語ではないのですが、別の意味で1年生は言葉に窮してしまいました。

日本の大人に注意されるソレではなく、日本人として、同じアジア人として生まれて、黒い髪になぜ誇りを持たない??という意図だったのです。

日本人はなぜ髪を金にして欧米人の真似をするのか?真似をする時点で、欧米人になりたいと思っているのか?アジア人としてなぜ自分に誇りを持たない?なぜ自分の先祖が築いてきた文化に尊敬の念を抱かない?そんな矢継ぎ早に放たれる質問に、一気にその場の空気は重くなりました。

ホームビジットの帰りの車の中の空気は随分と重いものでしたが、私にとってはなかなか面白く、考えさせられる1日でした。

ちなみに私は髪の毛を染めたことがありません。


Teppei
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