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所与の条件

by Teppei

先日、石巻の復興支援プロジェクト、eyes for future by ランコムの開校式にて、池上彰さんの講演を拝聴する機会がありました。そのなかで、所与の条件という言葉を聞きました。恥ずかしながら、私にはお初のワードでした。

かいつまんでその時の話を紹介すると、確かスキーのジャンプか何かの例え話だったように思いますが、

日本の選手が表彰台を独占するようになると、諸外国がジャンプの競技ルールを諸外国に有利なように変更した。
ルール変更後に当然日本選手は勝てなくなったけれど、また愚直にも変更後のルールに乗っ取って練習を積み、表彰台が狙えるようになった。
すると、またルールを変更された。これだけ繰り返されても、日本人は与えられた条件下の中で戦おうとし、ルール自体を変更しようとしない
池上彰さんの講演より意訳

というような話でした。

それでいいのか日本人

日本の教育がすべて悪いとは思わないし、海外が優れているとも思っていません。
どこも当然一長一短があります。がしかし、この所与の条件って確かに日々感じるし、現実よく見かける話です。現在の日本の学校教育がどうなっているのかはわかりませんが、私の育った環境では、答えは一つの暗記型教育内容が多く、1192作ろう鎌倉幕府でした。1192と答えることが正解で、なぜ鎌倉幕府ができたのか、どういう時代背景だったのかなど、教えてもらったかもしれないけれど、試験に出ないから全然覚えていないし、思いをはせることもありませんでした。もはや1192じゃないと聞くし。

そして、この所与の条件下のみで力を発揮する人たちは結構な割合で存在します。考えること、生み出すが苦手で、即答の回答を出すことには長けている。何事もメモをし、記憶をしようとする。物事の背後にある本質を見ず、ひたすら表面上の暗記をして、目の前の正解を得ようとする。
それ自体が悪いわけではないんですが、どうしても何かを生み出す力、ゼロから1を作り出すタイプとは真逆な位置にいることが多いように思います。


Teppei
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