LOG IN

2020年東京オリンピックに向けて異文化受け入れ大丈夫?

by Teppei

年末のダウンタウンの番組が少し話題になってましたね。
会社で私の隣の席に座るジャマイカンもtwitterで立派にフィーバーしておりました。アイコンで自分の顔を晒さない人々の攻撃を受け続けているようです。

さて、そんななか、このハフィントンポストの記事に書かれているように、2020年のオリンピックに向けて我が国は大丈夫なのか?というのが今回の件で注目されていることです。私の隣のおじさんもそう言ってました。
でも、今回の件に限らず、日常生活のなかに今以上に"異文化"が入ってきた時に、異文化に慣れていない人たちは果たして大丈夫なんだろうか?と思うのです。

異文化とは読んで字のごとく、自分の経験からくる"当然の基準"とは異なるもので、どちらに優劣があるという話ではないのがポイントです。

というのも、こんなことがありました。
先日、帰省のため、東京駅へ向かう電車に親子4人で乗っていました。
そこへ、新宿駅から20名ほどの旅行者の団体が乗車してきました。言葉を聞く限り、中国でも韓国でもない、アジアの国の方々で、車両の半分が埋め尽くされる感じでした。
その国の流儀がそうなのか、その団体の価値観がそうなのかはわかりませんが、少しでも空いてるスペースがあれば無理やり人を押しのけて座ろうとするアグレッシブな団体でした。
露骨に嫌そうな表情をする日本人乗客や、わざわざ車両を変えようと出て行く人たちもいました。それぐらい騒々しく、スペースの占有の仕方も周りを気にしてない感じでした。

そんななか、私達の前に立っていた50代ぐらいの女性が無理やり我が家の座っている椅子に座ってこようとしました。私の家族は5歳の子供が二人いるので、無理やり両サイドにつめれば0.5人分ぐらいはスペースが取れると感じたのか、椅子と椅子の間のスペースに無理やり座ろうとしてきたのです。しかも子供と子供の間に。
慌てて彼女を止めましたが、なぜ止められたのかを理解できていないようでした。

こちらの当然はあちらの当然ではない

大学時代を他民族国家のカナダで過ごし、専攻が比較文化であったために、異文化間の遭遇によって生じる様々な問題とその考え方については一通り勉強したつもりです。しかしながら、やはり上記のような状況に遭遇すると反射的に不快に感じてしまいます。その理由は簡単に、普通こうだろうという感覚的に持っている当然の領域を凌駕した行動を取られたからです。子供が巨漢に潰される、と感じたことも理由の一つかもしれません。

これは異文化の問題ではなく個人の問題だと思う人もいるかもしれませんが、今回の件が例えそうであったとしても、考え方、習慣、当然の違いから起こる異文化間の価値衝突はインバウンドが増えれば増えるほど発生頻度は増えるはず。
厄介なのは、どちらの価値観が正しいわけでもなく、さらに全世界の人々が郷に行っては郷に従えと考えているわけではないことだと思います。この国のルールを旅行者に押し付けても通じるものではなく、理解して行動してくれるわけでもありません。逆もまたしかりで、我々が海外旅行した時に、不快な行動をとってる可能性は多いにあります。

さて、オリンピックで一体全体どれぐらい体感的に街に旅行者が増えるかわかりませんが、これを一つのきっかけとして異文化を感じ、経験し、慣れ、違いを許容し、興味を抱き、より他国との交流が積極的に行われる国民性にシフトしていけるといいなって思います。


Teppei
OTHER SNAPS